建設業では、他の業種と比べて高い確率で労働災害が発生します。
そのため、建設現場の安全を守ることは、職人を守り、お客様に安心を届けるために最も大切なことの一つです。
イガワでは、建設現場での事故ゼロを目指し、安全衛生マネジメント体制を構築し、従業員全体の安全意識向上と各種対策を徹底しています。特に、現場の安全は一つ一つの小さな安全対策のたゆまぬ継続によってのみ得られるものであると考え、職人への安全意識の啓蒙活動に力を入れています。
Safety Measure
安全衛生管理の観点で必須となる日々の細やかな業務が確実に達成されるよう、安全施工サイクルを作成し全ての現場において徹底的に実行しています。
労務管理、搬出入や細かい作業工程、火災防止等、包括的な安全管理の観点から注意を払わなければならない事項を盛り込んだ独自の施工管理マニュアルを作成し、全職人に対して教育を行っています。
当日の作業員の体調のチェック、作業内容から予見される危険の洗い出しと対策の共有、作業員の安全意識の向上を目的として作業開始前には必ず綿密な打合せを行っています。
全ての現場について、作業計画や作業環境が適切に管理されているか、見逃してしまっている潜在的なリスクがないかを確認するため、安全管理責任者が主導となって安全衛生巡視を行っています。同じ現場で継続的に作業することで無意識に発生してしまう慣れによる見落としを防ぐことも目的としています。
リスクアセスメントの一環として危険予知シートを作成し、危険有害要因の特定と対策を徹底しています。
軽微な事故についても必ず報告を受け、必要な改善を全職人に速やかに伝達するといった密接な連絡体制を整えています。
安全について特筆すべき伝達事項・注意事項がある場合には全従業員を集め、周知会議を開催しています。
報告のあった事故は漏れなく吸い上げ、事故事例集として全従業員に共有し再発の防止に努めています。
安全点検を必要とする対象を明確にし、判定及び不良箇所とその程度、事後措置の状況などを記録できるよう安全点検マニュアルを作成し運用しています。
気温の上昇に伴い熱中症リスクが増大している現状を踏まえ、こまめな水分・塩分摂取の励行、入念な健康管理、作業環境の改善等様々な観点から熱中症対策を講じています。
現場作業に従事する職人はもちろんのこと、安全管理者、職人手配担当者、安全書類の処理・管理担当者等の全員が、強い安全意識を持てるように日々の声掛けを行い、職人の安全を確保する体制を構築しています。